こんにちは。日増しに春を感じられ、ついついその喜びを誰かと分かち合いたくなってしまう今日この頃です。
同時に、一年の締めくくりでもあり、いろいろな感情が芽生える3月。みなさんはいかがお過ごしですか?
今週からはいよいよ発送作業に入りました。一枚一枚にサインをしながら、宛先を確認して....と
作品作りとはまた違った地道な、でも楽しい作業です。
こういう作業を通してリストの中のお一人お一人の生活、家族を想像しながら、
みなさんが今日も元気でありますように、と願う時間もまた、私にとっては大切な時間です。
さて、そんなアルバム「SHANTI」から、今日は3曲目の曲紹介の動画が仕上がったのでお届けします。
「 ONG NAMO GURU DEV NAMO」という祈りの言葉です。
これは北インドにあるパンジャーブ州という地域で話されているパンジャーブ語のマントラです。
私はこの世を創造する
全ての知恵を
心から敬い呼びかけます
闇に光を照らす
私たちの内側にある神聖な師を
心から敬い、呼びかけます
詳しい解説はライナーノーツに載せていますが、
信仰の有無に関わらず、自分の存在に敬意を向けることの大切さをよく考えることからこの祈りを収録しました。
誰かを大切にするためには自分を大切にする必要があって、自分を尊ぶことは自分を甘やかせることとは違います。
けれど、その違いはなかなか学校では教えてくれません。
自分を大切にすること
平和
この2つは私は深く結びついているのではないかなと思っています。
自分の大切な気持ちを押し殺したところで生まれる平和は続かないものです。
だからといって、自分の気持ち「だけ」を押し通しても平和は生まれません。
一人ひとりが、自分の思いを受け止められている、と感じられること。
誰かの思いを自分がたとえ叶えられなくても、
誰かが、そう感じている、その事実を優しく受けとめてあげること。
それは、子育てでも、人との関係でも、同じだと思います。
きっと、本当の平和はそこからしか始まらない。
そして、たとえ考えの違いからどうしてもその想いが受け止められないとき、それでも、受け止めよう、とすることをやめたくないと強く願う時、「祈り」は大きな力になってくれるのではないかな、と思います。
自分の人生なのに自分ではどうしようもないときというのは生きているとたくさんあります。
そんなときに、残された手立てとして、自分以外の何かに預けること、委ねること。
それは「諦める」こととも、他力本願になることでもありません。
人間だからこそ、できないことを知り、できないことを周りに頼り、また周りから頼られ、
自分を大切にし、大切にされ、誰かを大切にして、恩送りは続いていく。
きっと、そんな小さな平和をたくさんたくさんみんなで集めていくしかないのだと思います。
「小さなことを大きな愛を持って行いなさい」、という マザーテレサの言葉は
いつも私を勇気づけてくれます。
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年度末、どうしても疲れが出やすい時期ですよね。私もちょっとオーバーワーク気味です^^;
どうぞみなさんもご自分を労わりながら、今週も元気にお過ごしください。
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よろしくお願いします!
山口春奈
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