この春は、いつにも増して子どもたちとすごくたくさん笑った。
一人になりたいと切望していた数年前を経て、みんながそれぞれ学校や幼稚園に行くようになり、
「ただ一緒に過ごす」ことがイベントになるような年齢になってきた。
もちろん、四六時中子どもたちといるということは簡単なことではない。
子どもたちが学校や幼稚園へ通っているときにこなしているルーティンはできない日もたくさんあったし、
家はいつもより散らかっていた。
小さな子どもが3人いる、ということは、本当に独身の頃には考えられないようなことが日々起きるのだ。
掃除ひとつとっても、本当に何をどうしたらこんなところが汚れるの?というほど埃や砂が家に入ってくる。
でも、対してイライラもしなかった。
私も彼らと同じだけ歳を重ねたのだな、と思う。