「救世観音」
この曲はすでに配信されていますが、アルバムに収録するにあたり、チェロを打ち込みから生音へと変更しました。
5曲目の「RA MA DA SA」と同じく、原口梓さんにチェロをお願いしました。
この曲は他の祈りの言葉とは違い、私が作詞作曲したものです。
去年、三重県にある四天王寺という聖徳太子にゆかりのあるお寺の新しい救世観音像の開眼式に携わらせていただいた際に、
その観音様をイメージしながら作った曲です。
「祈り」というものは決して一方通行ではありません。
それは私がこのアルバムの制作を通して強く感じたことです。
完成前の救世観音像を拝ませてもらい、目があったときに、ふと泣きそうになるほど、心に何か響くものを感じました。
それは教会で一人で祈っていたときにも感じたことがあり、インドの礼拝施設で大理石の上で座っていたときにも感じたものとも、
とても良く似ていました。
きっと、この心の震える感覚が、祈りの先にあるものからの返事なのだろうなと私は思っています。
そしてその心の響きを、私なりに言葉に置き換えたのがこの歌詞と、この歌です。
こんな風に分かりやすい言葉で語りかけてくれることは、なかなかないかもしれません。
けれど、私達が祈るよりももっともっと強く、私達の存在を超える何かは私達の幸せを願ってくれているのだと思います。
私達が自分を信じられないときも誰よりも私達のことを信じ、愛し、見守ってくれているのだと思います。
少しでもそんな優しさが、祈りの先にある、水平ではなく、垂直の関係から感じられるきっかけになるといいなと思います。
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ぜひみなさんのご感想もお待ちしております。
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クラウドファンディング「PRAYACTION Project」にて制作した、
世界の祈りを集めたアルバム「SHANTI」
2023.3.21 Release
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